こんにちは! 春川七々です💖
今日はAI関連銘柄として人気があるあの企業を紹介していきます🌟
※この記事は特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願いいたします。
はじめに
「古河電工って電線の会社じゃないの?」
「なぜAI関連株として名前が出てくるの?」
「フジクラと何が違う?」
最近のAI関連銘柄を調べていると、**古河電気工業(5801)、通称「古河電工」**という会社を目にすることがあります。
古河電工は電線だけの会社ではありません。
現在は、
光ファイバ
データセンター
自動車部品
電力インフラ
放熱・冷却
など、AI時代に重要となるさまざまな領域で事業を展開しています。
特に注目したいのが、
「AIデータセンターの通信と冷却」
です。
この記事では株を始めたばかりの人にもわかるように、古河電工がどんな会社なのか、なぜAI関連株として注目されているのか、フジクラとの違い、今後の成長材料とリスクまで解説していきます。
そもそも古河電工って何の会社?
古河電気工業は1884年創業の歴史ある日本企業です。
証券コードは、5801です。
名前に「電気」と入っているので、電力会社のように思うかもしれません。
実際には、
電気や情報を「つなぐ・伝える」ための製品を得意とするメーカー
と考えるとわかりやすいでしょう。
特に、
光ファイバ
光ファイバケーブル
光接続製品
光半導体デバイス
光ファイバ融着接続機
などを展開しています。
そのほかにも自動車向けワイヤハーネスや電力インフラ関連など、幅広い事業を持っています。
なぜ古河電工がAI関連株なの?
ここが今回の記事で最も重要なポイントです。
AI関連企業と聞くと、NVIDIAのような半導体メーカーをイメージする人が多いと思います。
しかし、ChatGPTのような生成AIを動かすにはGPUだけでは足りません。
大量のGPUやサーバーを設置した「AIデータセンター」が必要です。
そしてAIデータセンターでは、膨大なデータを高速でやり取りします。
つまり、
生成AIが普及する
↓
AIデータセンターが増える
↓
GPU・サーバーが増える
↓
データ通信量が増える
↓
高速な光通信が必要になる
↓
光ファイバなどの需要が増える可能性
という流れになります。
古河電工はまさに、この光通信インフラを支えている会社なのです。
古河電工の「ローラブルリボンケーブル」って何?
古河電工を調べると、ローラブルリボンケーブルという言葉が出てきます。
名前だけでは何なのかわかりませんよね。
簡単に説明すると、
たくさんの光ファイバを効率よくまとめ、高密度に収納できる光ファイバケーブル
です。
AIデータセンターでは非常に多くのサーバーが使われます。
当然、それらを接続する大量の通信ケーブルも必要です。
しかしケーブルを増やし続けると、
「データセンター内がケーブルだらけになる」
という問題が発生します。
そこで、
細く
高密度に
大量の光ファイバを収容する
技術が重要になります。
古河電工は2026年3月期にも、ローラブルリボンケーブルをデータセンター関連の高付加価値製品として拡販しています。
光ファイバだけじゃない。「MTフェルール」も重要
もう一つ覚えておきたいのが、MTフェルールです。
難しそうですが、初心者の場合は、
たくさんの光ファイバを高精度につなぐための重要部品
くらいに考えてください。
AIデータセンターでは、
「大量のデータを高速で送る」
だけでなく、
大量の光ファイバを効率よく接続する
必要があります。
そのため、光ケーブルだけではなく接続部品も重要になります。
古河電工はローラブルリボンケーブルに加え、MTフェルールや高速通信向けDFBレーザダイオードチップなどもデータセンター関連の高付加価値製品として展開しています。
さらに面白いのが「AIデータセンターの冷却」
ここは今後の古河電工を見るうえで注目したいポイントです。
AIデータセンターの問題は、通信だけではありません。GPUは大量の電力を消費し、大量の「熱」を発生させます。
そのためAIデータセンターでは、
「GPUをどうやって冷やすのか?」
が非常に重要になります。
古河電工は2026年3月、データセンター向け放熱・冷却製品の生産設備への投資を発表しています。
つまり、
AIデータセンター
↓
通信量増加
→ 光ファイバ・光部品
そして、
GPU増加
↓
発熱増加
→ 放熱・冷却製品という、「通信+冷却」の両面からAIデータセンター市場へ関われる可能性があるわけです。
古河電工の業績はどうなっている?
ここから数字を見てみましょう。
2026年3月期の古河電工は、
売上高:約1兆3,076億円
営業利益:約639億円
経常利益:約759億円
でした。
売上高は前年度比8.8%増、営業利益は35.8%増、経常利益は56.4%増となっています。
会社は、データセンター関連の光ファイバケーブルや自動車向けワイヤハーネスの増収、生産性改善、販売価格適正化などが業績改善に寄与したと説明しています。
つまり、
AIデータセンター関連需要だけの会社ではないものの、情報通信事業の改善が全社業績にも貢献している
という状態です。
古河電工株が注目される5つの理由
① AIデータセンター投資
最もわかりやすい成長テーマです。
AIデータセンターが増えれば、高速・大容量通信への需要も増える可能性があります。
② 光ファイバ需要
生成AIだけでなく、
クラウド
5G
動画
IoT
などでも世界のデータ通信量は増加します。
長期的な通信量増加は、光通信企業にとって重要なテーマです。
③ 高付加価値な光部品
単純なケーブルだけでなく、
MTフェルール
DFBレーザダイオード
などを持っている点にも注目です。
④ 北米市場
世界のAIデータセンター投資を考えるうえで、米国は非常に重要です。
古河電工も北米で光ファイバケーブルの拡販体制を整備しています。
⑤ データセンター冷却
GPUの高性能化に伴い、冷却技術の重要性も高まっています。
2026年には放熱・冷却製品の生産能力増強に向けた設備投資も発表されました。
「210円配当」に注意!株式分割があります
ここは非常に重要です。
古河電工は2026年10月1日を効力発生日として1株を10株にする株式分割を予定しています。
そのため、
分割前の1株
↓
分割後の10株
になります。
2027年3月期については、株式分割後ベースで年間**22円(中間11円+期末11円)**の配当予想です。
過去の「210円」と今後の「22円」をそのまま比較して、
「配当が約10分の1になった!」
と勘違いしないよう注意しましょう。
株式分割による株数の変化を考慮する必要があります。
NISAで古河電工株を買うのはアリ?
古河電工はNISAの成長投資枠を使って投資することもできます。
NISAでは一定の条件のもと、売却益、配当を非課税にできます。
特に株式分割によって最低投資金額が下がれば、NISAでも購入しやすくなる可能性があります。
ただし、NISAで買う=安全ではありません。
個別株なので古河電工の業績が悪化すれば株価が大きく下落する可能性があります。
NISAは、
投資の利益に対する税制優遇制度
であり、株価下落を防ぐ制度ではありません。
まとめ:古河電工は「AI時代の通信+冷却」を支える企業
古河電気工業(5801)は、昔ながらの電線メーカーというイメージだけでは説明できない企業になっています。
特に注目したいのが、
生成AI
↓
AIデータセンター増加
↓
通信量増加
↓
光ファイバ・光部品需要
という成長ストーリーです。
実際に2026年3月期には、データセンター関連製品の需要増加などを背景に、情報通信ソリューション事業が売上高2,293億円、営業利益118億円となり、前年度の営業赤字から黒字へ転換しました。
さらに、
光通信
だけではなく、
データセンター向け放熱・冷却
にも投資を進めています。
そのため今後の古河電工を見るときは、
「AIブームが続くか?」ではなく、「AIデータセンターへの投資が古河電工の売上・利益をどこまで押し上げるのか?」
を見ることが重要です。
フジクラと並んで、日本のAIインフラ関連株を考えるうえで注目したい企業の一つと言えるでしょう。
※本記事は2026年8月時点で確認できる公開情報をもとにした一般的な情報提供を目的としており、古河電気工業株の購入・売却を推奨するものではありません。業績・配当・株式分割等の情報は変更される可能性があります。投資判断の際は最新のIR情報をご確認ください。


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